「お疲れさまでした」を英語で言うと?

本日は「お疲れさまでした」を英語で言うと?についてのご案内です。

このフレーズは本当によくご質問を受けます。
そもそも「お疲れさまでした」とはどういう意味なのか?という事ですが

もしも「お疲れですか?(疲れていますか?)」と聞くなら「Are you tired?」となりますが
日本語では少々、決めつけの部分があります。
朝8時に仕事へ行ってまだ疲れてもいないのにすぐ「お疲れ様です」と言われてしまっては、夜9時まで仕事が出来ません。

日本語の「お疲れさまでした」に該当する英語は「ありません(存在しない)」が正解なのです。
でも敢えて言うのなら「Good job」や「Thank you for your time.」で良いと思います。
「良い仕事をしたね」と、この様な表現が一番しっくり来ます。

やってはいけない(言ったらおかしい)のは「Thank you for tiring.(疲れてくれてありがとう」

これでは意味を成しません。

先程申し上げた「Thank you for your time.」は、例えば、昼から夜まで働いて終わった後に
「お疲れさまでした」と言う表現がないので「Thank you」と言っても、何に対して「Thank you」なのかが分からないので「for your time.」と付けます。
そもそも「お疲れさまでした」って何ですか?という事でもあります。

英語を話せる様になるコツをおまけでご案内させて頂きます。
結局何が言いたいのか?と言うのが非常に重要です。
以前「行ってきます」は英語で何と言うか?に対して「I’m leaving now.」と言うのは間違いとお話させて頂いたかと思います。

確かに「今、私は立ちます」と、内容に対しての文章や文法そのものは合っていますが、そういう事ではないのです。
結局「何ですか?」という事なのです。

因みに私は「大変だったね」とは言いますが、普段から日本語でも「お疲れさまでした」とは言いません。
その方のお疲れ様が結局、何なの?という事なのです。
この「論点を明確にする」と、英語はできる様になります。

逆に申し上げると、英語ができる様になると、日本語で話している論点も明確になるという事です。

よく、中年の方で何を言っているのかが良く分からない方がいらっしゃいます。
論点が明確でないのです。
英語ができると、この様な事も防ぐことができるので、仕事もできる様になります。

今回の復習になりますが「お疲れさまでした」って英語で何と言うのか?は
敢えて申し上げるなら「Good job」が一番しっくりきます。
あとは、私もよく使いますが「Thank you for your time.」でもよいです。

本日もありがとうございました。