「目標」と「目的」は、似ている様で全然違います。

本日は、英会話をするのに重要なことをご案内したいと思います。
それは「目的」です。

「目標」と「目的」は、似ている様で全然違います。

例えば「英検2級を合格したい」「TOEIC600点以上取得したい」これは「目標」です。
目的ではないです。それによって、何がしたいのか。
例えば英検にしますと、英検2級を取ることが「目標」で、「目的」は、自分の第一志望の大学に合格すること。この様な感じです。
TOEICだったら、海外で仕事がしたい、海外部門へ行くには、TOEICが600点や700点以上必要だ。だからTOEICを600点・700点以上取得したい。これならOKです。

問題はこの先です。実際に取得した、その先を見据えて頂きたいと非常に思います。
何故かというと、他の民族に比べて日本人はとても試験好きです。試験や資格好きな方が多いです。

つまり、これはどうしてかと言うと自信がないという事です。
自信がないので、客観的に証拠となる資格が欲しい。この様に(考えが)周っていくのです。

例えば弁護士や、医師の様に、医師試験や司法試験が受からないとその仕事が出来ませんというなら仕方がないので、それで良いと思います。
私も宅建の試験の勉強をしていますが、これは宅建の資格を取得することによって、不動産事業に参入するという目的の為にやっています。
ただ、TOEICを600点・700点取りますというのは、あくまで「目標」であって「目的」ではないです。

皆さんが英会話をやる「目的」とは何でしょうか?

「外国人の友達と仲良くなりたい」と、思う場合、
特に後者の場合「どうしてですか」という事が、まず1つ。
もう1つは、「英語ができなくても外国人の友達を作ることはできる」という事です。
「英語ができないから、外国人の友達が作れません」ではないです。
この発想を変えて下さい。

「英語が話せないから、海外に行けません」ていうことはないですよね?
でも実際にその様に思っている方は、一定数いらっしゃいます。
「英語が話せないので、海外旅行に行けません」と、思ってらっしゃる方がいます。
その方の言ってることは嘘か本当かと言ったら、その方にとっては本当です。

でも、実際に海外へ行ってる方は皆さん英語が話せますか?という事なんです。
もっと言うと、英語圏以外の国へ行く時は、その国の言語を話せなければ行けないですか?
という事になります。

その様に考えた時、それは「本当ではない」という事です。

ご自身の視野を広げていくというのが1つのポイントになります。
では、どの様に視野を広げていくかと言うと、ネガティブなニュースで視野は広がりますか?違いますよね。ポジティブな内容(のニュース)で、ご自身の視野が広がります。
毎日、感染者が何人出ていますというコロナの話を、私は基本的に見ない様にしてます。

この話を聞いても、私の自己成長には何の役にも立たないです。
情報は、選ぶというのが重要です。
次に、付き合う人を選ぶという事です。
付き合う人から言う言葉は、影響を受けますので、もしご自身が成長したいと思うならテレビなどからのネガティブな情報は入れない、そしてポジティブな情報を聞き、ポジティブな人と付き合うというのが一番宜しいかと思います。

これはとても重要な話なので、覚えておいて下さい。

なので当然、ネガティブな人と付き合っていたらポジティブにはなりませんよね?
自分もネガティブになってしまう。だから愚痴ばかり言っている人は、愚痴ばかり言っている人と集まり、これが居心地良いと感じるのです。
ところが、もしご本人が「これでは駄目だ」と思うのなら、その場所で聞いて我慢するのではなく、そうではない所に行く努力をして頂きたいと思います。
これが「目的」なのです。

ご自身が何をしたいのか?

弊社に限って申し上げると、英会話スクールをやっているので
「ご来校頂いている方が、英語を話せる様になる」というのが「目的」です。
もっと言うと、英語を話せるのは当たり前で、世界と対峙できる自信を形成させる。
そして3つの力「仕事力・人間力・モテ力」を形成させることによって、世界と対峙できる自信を形成する。
英語はその「手段」です。英語は「目的」ではないのです。
これ自体に能力があるわけではありません。

皆様、今一度「目標」「目的」とは何なのかを、それぞれ紙に書いて頂くと宜しいかと思います。
また「この様な話が聞きたい」というのがございましたら、概要欄からお問い合わせ頂ければ、対応させて頂きます。

本日もありがとうございました。