英語と英会話の違いについて
英語と英会話は全く別物と捉えている方がいらっしゃる。(特に中学生や高校生の親御さん)
結局は同じなのですが
具体的な違いについて以下で解説しております。
英語
- 範囲が広い:英語は「言語そのもの」を指し、文法、語彙、読み書き、リスニング、スピーキングなどのすべてのスキルを含みます。
- 学問的・体系的:学校の授業で習う英語は、文法や読解力、作文の能力を重視することが多いです。
- 試験対策:受験や資格試験(TOEICや英検など)で必要になることが多く、形式的な文章や構文を正確に理解し、使う力が問われます。
英会話
- コミュニケーションに特化:英会話は、日常生活や仕事の中で「話す・聞く」というスキルに特化しています。
- 実践的:文法の正しさよりも「伝わること」が大切です。たとえば、多少文法が間違っていても相手に意味が通じればOKです。
- リアルな表現:ネイティブスピーカーが日常で使う自然な言い回しや、フレーズを学ぶことが多いです。
まとめ
- 「英語」=総合的な言語能力(文法、読解、書き取りなども含む)
- 「英会話」=主にコミュニケーションに必要な「話す・聞く」スキル
英語学習の目的が「テスト対策」なのか「外国人との会話」なのかによって、どちらに重点を置くかが変わりますね。